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MR managerの設計と実装
(タームプロジェクト2003f)

概要

 本タームプロジェクトではMobile Router、Home Agentを一括設定するツールである、 MR managerを設計し、実装した。現状ではNACMメンバがデモでMobile Routerを設定する際、 sshで設定するため、時間と手間がかかった。MR managerはその機能として、Mobile Router の情報の常時リアルタイム表示機能、設定する対象の検索機能、一括設定する機能などを実装し、 MRを設定する手間を軽減できた。また、このアプリケーションは今後、Mobile Routerを 管理するためのツールとして広く使われる可能性について考察した。

問題意識

 
SFC Open Research Forum 2003のデモンストレーション の設定、説明をしていた際、環境構築や設定に非常に手間と時間がかかることがわかった。ORFのデモンストレーションでは Home Agent(HA), Mobile Router(MR)は一つであったが、HA,MRの設定をする際はsshでログインし設定を変更した。 また、ただCoAやHome Addressなどの情報を確認する際もsshでログインして確認する必要があった。 近い将来5台程度の設定を行うようなデモンストレーションや、 Network Mobilityの使用が考えられるが、設定にかかる手間は相当なものだと予想される。





MR managerの概要

 現状ではsshで設定していたことを、MR managerが代行して設定する。ユーザはGTKで作られたGUIを操作することで、 sshで設定していたような操作をできるようになりました。
 MR managerにはリアルタイムの情報の表示する機能があるので、MRの管理者は全MRの名前、CoA、 Mobile Router Addressの一覧の情報を見ながら設定作業することができる。また、別のウィンドウで詳細な情報も見ることができる。
 また、MR managerはMRの名前、CoA、Mobile Router Addressの一部を使って設定する対象を検索することができる。 また、複数のMRを選び、一括して同様の設定を行うことができる。



アーキテクチャ

スクリーンダンプ

メインウィンドウ


複数MR設定ウィンドウ


その他のドキュメント

当初のアイデア : Plan
発表のPPT : PPT
提出のレポート(doc) : DOC
プログラムのソース : tar.bz2