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NTSCビデオ(デッキ,ETC)の特性

1999年12月21日

1999年12月21日:NTSCビデオ(デッキ,ETC)の特性

今回の実験環境.LEADER 411 NTSC Signal Generator, Tektronics 1740A Waveform Vector Monitor, Sony 14in HR Trinitron Monitor という構成.

Tektronics 1740A Waveform Vector Monitor.この写真は,Vector Scan のCalibration チェックをしている所(Warm up 中).20分のウォームアップ の後,100KHz+-0.1%(入力でゲイン調整を行う).このように円が描かれる.

SMPTEカラーバーを表示させて各機材をWarm-up.

100KHz入力のゲイン調整.無ゲインでも変わらないのは,校正した ばかりだからかな?.

Vector Check.Vert Positionがちょっと下.

SMPTEカラーバーのVector.ちょっとPhaseがずれているのはまだ, Warmup 中のせい(笑).

SMPTEカラーバーの波形.

マルチバーストと呼ばれる画面.左から, 0.5MHz, 1.0MHz, 2.0MHz, 3.0MHz, 3.58MHz, 4.2MHz. 水平解像度で言うと,約40,80,160,240,290,340本ぐらいです.

マルチバーストの波形です.このような綺麗な波形の状態で記録できる ビデオデッキは,業務用で,しかもかなりなお値段のモノじゃないと 実現できません(笑).

Sony WV-D10000のS-VHSデッキを用いて,S-VHSテープ(Sony製) でSPモードによるマルチバーストの録画,再生を行うとこのような 波形になります.WV-D10000は,ジッタ成分を抑制するTime Base Corrector が搭載されていないので,波形の始めのバースト部分が山のように なります.

カラーバーのベクトル.WV-D10000から,S-VHS標準にて録画して 見ました.すごいっすね(笑).

本来のベクトルと見比べて見ましょう(笑)

なんと,WV-D10000前面の入力端子に入力すると,インピーダンスミスマッチで このように周波数特性が悪くなります〜.

WV-D10000の入力1は,このように正常です.

DVテープに録画し,再生した波形です.ちょっと惚けているのは, 手でカメラ持って撮影したせいでぇす.

カラーバーをWV-D10000のDV録画し,再生,そのときのベクトルです.

なつかしのβテープ.デッキはEDV-8000です.

EDV-8000,βIIモードでマルチバースト録画,再生してみました.

EDV-8000,ハイバンド,カラーバーのベクトル.

EDV-8000,ハイバンド,カラーバーの波形.

さてさて,EDβはどうでしょう?

シャープネス標準,ED-Beta 2モードでマルチバーストの録画,再生.

シャープネスを上げるとこうなります.

EDβ.カラーバー

カラーバーの波形.ED-β

メディアコンバータ.

マルチバーストをメディアコンバータでDVに変換.WV-D10000でDV入力後, アナログ変換出力したときの波形.