もうそろそろ日付が変わります
22時を回るころ 一足先に劇場を出たオイラ 飯を探します
童話の舞台のようなこの街を 中心に向って歩きます
ちょっといい匂い... 中華屋 パス
と その後が続かない 15分歩いたところに 1軒ハンバーガーショップ
聞いたこともない名前だ...
まあいいか
中には閉店準備中のおばちゃん/先客 各1名
ガラスケースには謎の揚げ物多数
ハンバーガー/串揚げ(のような物withカリカリベーコン)/大量のフレンチフライ
無理やりテイクアウトにしてもらったコーヒー などを抱えて店を出ようとすると
(それもカプチーノのクリームが良くないからと 淹れ直してくれたんだよ)
おばちゃんはわざわざカウンターを出てきてドアを開けてくれながら満面の笑みで
Enjoy your meal, Mr. smart-looking !
どっからどう見ても謎の東洋人&汚い旅行者のオレになんですと?
むー からかわれたとしか思えん...
まあ百歩譲ったとして ほんとに褒めてくれたにしてもだ
商店街の定食屋のおばちゃんに「あらまいい男」って言われたようなもんだわな
しかしまあこの上機嫌と 優しい言葉は掛け値なしに嬉しい
こういうのもまた幸せな晩飯かもしれん
件のコーヒーのひどい味は筆舌に尽くしがたかったけど
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