December 09, 2004

小田急ダイヤ改正

毎年毎年期待を裏切られ続ける小田急のダイヤ改正。
気に入らないと、Webの問い合わせから意見を言ったりしてみたりして。
でも納得できたことはなかったな。
小田急は結構距離の長い私鉄だし、遠距離通勤者重視なんだよな。
うちは新宿に割りと近いところ(といっても下北沢以遠)の各駅停車オンリーの駅なので。

学生のときは、小田急で湘南台まで通ってたけど、うまくはまらないと最速では着かない。
今だと、湘南急行があるからこれに成城学園で乗れるようにすれば、乗り換えは一度で済む。でもこれに乗れない場合は、最悪で、経堂通過待ち、成城学園乗り換え、相模大野乗り換え、長後乗り換えなんてことになってしまう。それぞれの待ち時間もばかにならない。
こうなるとやっかいなのは、湘南台に着いた後少しで次の湘南急行に追いつかれることがあるということ。電車に乗るのが馬鹿馬鹿しくなる瞬間。

上りだと、各駅停車は東北沢で準急・急行の通過待ちをするために5分ほど停車する。これが耐えられない。ほかの乗客はよく我慢しているなと思う。下北沢で急行に乗り換えればいいんだけど、なんか釈然としない。1時間に2本くらいは「新宿まで先に参ります」なんてアナウンスが出て喜んでいると、東北沢ではロマンスカーに抜かれたりする。「コラー!」って突っ込みたくなる。下りももちろん同様。

でも複々線化事業が進んだ現状での今回のダイヤ改正では、「各駅停車の東北沢・経堂での通過待ち廃止」とある。私はこれを評価したいな。多分複々線化区間のおかげなのだろうと思う。近距離・各駅停車ユーザにも少しやさしくなったと思う。それぞれで4分短縮は大きい。

まだやってほしいことがある。それは各駅停車の本数増加。今は平日昼間で8分から10分間隔、1本逃すと、8分から10分余計にかかることになる。(当たり前だ!)

私がルーズ過ぎなのかな。時刻表を見て狙って乗るとか、少し余裕を持って出るとかいろいろあるでしょうと言われるかもしれない。
でもピーク時乗車率150%以上でしかも黒字の鉄道の、利便性向上、改善に向けた取り組みに終わりなどあるはずがない。それを突き動かすものは、利用者の声であり、我侭であると、開き直っていいと思う。

Posted by riho-m at December 9, 2004 05:55 PM