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DEATH NOTE

だいぶ乗り遅れている感があるが、「DEATH NOTE」を読んだ。かなり面白い。

死神が持つ名前を書くと人を殺せるノート「DEATH NOTE」を偶然拾い、犯罪者を裁いて行くことで新世界の秩序(犯罪を犯すと「DEATH NOTE」に裁かれ、死んでしまうという恐怖を抑止力にした秩序)を作り出そうとする人間と、犯罪者を私的に裁くことを許さず、「DEATH NOTE」の持ち主である殺人者を法の下に裁こうとする人間との、命を懸けた壮絶な駆け引きがメインのストーリーライン。

「DEATH NOTE」保持者である夜神 月(やがみ らいと)と、操作の指揮を執る"L"の心理戦を、見事な画力と緻密な構成で描ききっている。月のノートの使い方なんて「本当に良く考えるよなぁ。」というシロモノ。

個人的には、"L"がお気に入り。姿勢が悪く、歩き方もどこかおかしいし、いつも甘いものをパクパク食べている姿はどこかユーモラス。言っていることは論理的で、冷徹なのだが、時折、コマの隅で変なポーズを取っているのも見逃せない。

月と"L"がテニス対決をする回があるのだが、そこだけ「テニスの王子様」みたいになっていたのもちょっと面白かった。

最終的に「DEATH NOTE」はどうなっていくのか。また新たな楽しみが増えてしまった...

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2005年08月02日 18:38に投稿されたエントリーのページです。

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