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一事が万事...

一事が万事、この調子だったのである(笑)。

韓国で開催されている国際会議の最終日。予定よりも午後の会議の開始時間が二時間遅くなった事に発端はあったのである。

会場近くのお店でお昼ご飯を食べ終わり、とりあえずホテルに戻って来た際に、一緒に居た先輩S氏が「マッサージに行きたいね」と良い、「良いですねぇ」と応えながらフロントの前に置いてあった釜山情報誌を手に取ったのである。
ぱらぱらとページを捲っていくと、なんだか謎の祠みたいなサウナの写真が目に留まる。「これ、どうですか?」「ああ、なんか面白そうだねぇ」と話がトントン拍子に進む。

この時点でかなり危ない雰囲気であるが、二人は気づかずに坂道を転がり落ちる。

距離やサウナ+マッサージの所要時間を素早く計算した結果、十分に間に合うと判断した二人は、素早くタクシーを止めて、店のページを見せる(もちろん、タクシーの運転手さんにはいまいち英語が通じない)。店のページをみてもいまいち容量を得ない運転手の雰囲気に不安を抱くも、とりあえずタクシーはホテルを滑り出した。

15分くらいして、そろそろ到着と思われると、運転手さんはきょろきょろしだして相当挙動が怪しい。その内、車を停めて近くの人に聞き込みをしたりしている。どきどきしながら車で待っていると、程なくして目的地に到着。外観といい、雰囲気といい、何となく怪しい。

中に入ってみると、まず謎の着衣に着替えさせられ、写真で見た祠のようなサウナに連れて行かれる。この時点まで、特にコースの内容等についての説明は無し。かなり怪しい。いきなり、スターウオーズのオビワンのローブのような布を持たされ、薄暗い祠に到着すると、「頭を下げて入れ!」との指示。入ってみるとむちゃくちゃ暑い!軽く死を覚えるくらいに暑い!で、二人とも入るとおもむろに入り口が閉じられる。

「まさか、殺されるんじゃ...」というドキドキ感を味わい、じりじりと身を焦がす暑さに耐えていると、程なくドアが開かれた(良かった...)。このサウナを2セット繰り返した後、水シャワーで頭を洗い(殆ど軍隊)、お風呂に入った後にマッサージであった。

このマッサージは以外に普通で気持ち良い。なんだ、結構良い感じじゃん。

釜山最大の冒険は一事が万事、スリリングであった。

コメント (3)

杉浦孝明:

この体験はすごかった。総合的には、非常に気持ちよかったですが、最初の緊張感はなかなかでしたね。

そもそも、知らない人に「脱げ」と命令されて、裸にされたのは初めてかも。

saikawa:

そうですよねー。
ちょっと人生が終わるような雰囲気でしたもんね(笑)。

シャワーが軍隊っぽかったですし、さすが「徴兵制」みたいな感じでしたね。

とりあえず、一人だったら笑えなかったと思いますので、一緒にいって良かったー、って感じです。

ものすごい冒険家でいらっしゃいますね。・・・冒険ってそういえば一人で行くほうが以上ですよね、忘れていました。
私だったら・・・そもそも脱げといわれた時点で回れ右して帰ります。連れが行くといっても外で待っています。

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2005年12月08日 22:59に投稿されたエントリーのページです。

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