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それでもF1は続いて行く訳です。

久々にF1について。

2006年のF1第4戦、サンマリノGPがイモラで行われ、その予選でシューマッハがポールポジションを獲得。歴代ポールポジション獲得数66回の新記録となった。これまでの記録は、故アイルトン・セナの65回。

F1を見始めてからもう20年近くになるが、この間に「もう破られることは無いであろう不滅の大記録」と言われていたものはことごとく更新されて来た。ファン・マニュエル・ファンジオのワールドチャンピオン5回、アラン・プロストの優勝回数51回、同じくアラン・プロストのファステストラップ41回。その全てがシューマッハに破られている記録である。出走数の問題(年間グランプリ数)もあるが、彼が超一流の、そして偉大なドライバーであることは疑いも無い。

それでも、セナの記録であるポールポジションが更新されたことは感慨深い。この記録、個人的には破られて欲しくなかったものではあるが、F1は続いているのだからしょうがない。しかもそれが成されたのがセナが生涯を終えたイモラということも強く印象に残った。

シューマッハも、追いかけ続け、並びかけるも抜くことが出来なかったドライバーに近づいたと思えたのではないだろうか。優勝回数でセナに並んだグランプリのインタビューで見せたシューマッハの涙は忘れられない。

やっぱり、F1はその歴史、記憶の点でも、最高峰のレースであることは疑いの余地は無い。

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2006年04月24日 12:12に投稿されたエントリーのページです。

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