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celtic

お約束、であるケルトの遺跡巡り。
MASTERキートンファンには譲れないポイントであろう。

地の果てからの帰り道、ケルトの遺跡探検に出かけることになった。
S氏がロンドンで購入したガイドブックだけを頼りに(日本のガイドブックには記載が無い)、A30をうろうろして小さな看板を発見して入った脇道はとんでもなく細い。1mileくらい進んでも遺跡らしきものは見えずかなり不安になる。

それでも、勇気を出して走っていくと、道はさらに細くなっていき、やがて車を止めて歩いていけ、という感
じの看板が申し訳程度に立っている場所に到着。
皆でどきどきしながら歩き出した。
やがて見えてきたのは、門。そして牛(!!)。門には「開けたら閉めろ」とある。

おいおい...この牛が放牧されている草原を歩いて行けと?

しかし、それ以外に道は無い。みんなでとぼとぼと歩き始めた。歩くこと5分。突然目の前に広がるのは、石造りの遺跡群。

celtic_ruins.jpg
"celtic ruins"
Leica C-LUX1
land's end, Cornwall/UK



celtic_ruins2.jpg
"celtic ruins"
Leica C-LUX1
land's end, Cornwall/UK



これが紀元前300年の遺跡だというから驚き。そしてこの遺跡から見えた夕日がまた絶景。
見渡す限りの草原の先に見える茜色。我々はこの時、紀元前のケルト人と同じ夕日を見ていたのだ。

celtic_grass.jpg
"celtic grass"
Leica C-LUX1
land's end, Cornwall/UK

コメント (2)

ハルヲ:

いいですね、イングランド紀行。
写真の時間は午後ですか?落ち着いた感じを受けます。
嵐になったらどんな風でしょうね、どきどき。

saikawa:

写真は18時近くの光景ですね。非常に美しい風景でした。こういうところで生きるのは、日本の都市での生活とはまったく違うんだろうなぁ、としばし思いを巡らせました。

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2006年11月14日 22:08に投稿されたエントリーのページです。

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