« The name is Bond, James Bond. | メイン | メリットとデメリット »

ラブソングができるまで - POP! GOES MY HEART

久しぶりに映画を鑑賞。

といっても、今話題の大作「スパイダーマン3」とかではなく、ヒュー・グラントとドリュー・バリモアの「ラブソングができるまで」。自他共に認めるラブコメディ好きらしいチョイス(笑)。

ヒュー・グラントが扮するのは、80年代に一世を風靡したものの、今は落ちぶれてしまった元ポップスターのアレックス。今は彼が所属していたバンド「PoP!」の"元追っかけ"を対象にした地方興行等で暮らしている"過去の人"である彼に、突然当代一の女性シンガーから新曲を提供して欲しいというオファーが来る(彼女は「PoP!」の歌に人生を救われたファンなのだ)。再起をかけて10年ぶりに新曲制作に取り組むアレックスだが、メロディーは作れても、作詞家がいない。数日以内にヒット曲を作るために苦しむ彼の前に現れたのは、数日間臨時で植木の世話係をしてくれているドリュー扮するソフィー。彼女の言語センスに惹かれた彼は、嫌がる彼女を説得し、二人で新曲「愛に戻る道(WAY BACK INTO LOVE)」を制作することとなる。

まず、この王道的なストーリが良い。とっても分かりやすい(笑)。そして、この80年代の元ポップスター、ヒュー・グラントが最高に面白くてかっこいい。服装や動きに微妙に80年代を引きずり、いかにも80年代のヒット曲「POP! GOES MY HEART」を振りつきで歌う姿は滑稽なのに、とても格好良く見える。さすがセクシーな駄目男を演じさせたらNo.1のヒュー様。劇中で使われる「PoP!」のPVもとっても良く出来ている(いかにも80年代という感じのゆるさが堪らない)。

難しいことは考えずに、ハートフルなストーリと音楽を楽しんで観れば良い映画。とても素晴らしい。何回見ても楽しめるような普遍的なものに仕上がっている。ラブコメディ好きには是非お勧めの一本。ちなみに、サントラも秀逸。

コメント (3)

まど:

猛烈に的確なあらすじですね。。尊敬。
話術の差をここに見た感じです。

ks91:

そして影響されて "shakti shakti" という新曲を引っさげて今週土曜日に京都でライヴをします ^^;。

saikawa:

> まどさん
いえいえ、それほどでも。でも、シンプルなストーリだから説明も簡単なんです(笑)。

> ks91さん
新曲ですか!「Buddha's Delight」的な曲なんですかねー(作品中では翻訳で"イケイケ仏教徒"といわれていた様な)。かなり気になります!是非、大仏をバックにライブを!

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2007年05月14日 09:48に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「The name is Bond, James Bond.」です。

次の投稿は「メリットとデメリット」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34