カメラが好きだ、という話は以前にしていたと思う。
基本的には、写真が好きなのではなく、”カメラ”が好きなのである。構図を決めて、一瞬を切り取る、その瞬間が良い。ちょっと背筋が伸びるような、そんな感覚がある。適度なシャッターの感触と、メカニカルな作動音があれば最高だ。
しかし、そこで満足してしまう。
撮り終わった写真には、もうあまり興味がなくなってしまうのだ。撮った、という事実が胸に残れば、それで十分な気がしていた。銀塩写真であれば、まず現像に出さなければ写真は見ることが出来なかったし、その写真をきちんと整理して収納しておかなければ、見たい時に見たい写真は見ることが出来ない。
しかし、デジタルであれば、ふとした瞬間に手軽に過去のお気に入りの瞬間を楽しむことが出来るのだ(のーん)。ちょっと意図的にそぐわない音を入れてみた。明らかに失敗した。
また、その中からとっておきをPCの壁紙として利用したりすると、常時そこはかとなく、作業の縁の下の力持ちとして、幾重にも重なったwindowの隙間からけなげに顔を出したりしている。
写真は、その人が何をどう見ているかを表している。つまり、何を考えているかが分かってしまうような気がして、他人に見せるのは、少し恥ずかしい。抵抗が無いわけではない。でも、何かの折に見てくれた人が、何か感想を言ってくれるかもしれない。そんなよこしまな気持ちが胸をよぎった。
というわけで、photo archiveを作成してみた。右のカテゴリーにもLINKを作ってみたりして。
お暇な方や、興味がある方は、ちょっと覗いてみて下さい。
"paris, Nov. 2003"
CONTAX tvs digital
Eiffel tower, paris/France
コメント (1)
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投稿者: pacific poker com | 2006年04月25日 00:45
日時: 2006年04月25日 00:45