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shall we dance

映画「shall we dance」を見た。

リチャード・ギアが大好きなので、もう見る前から素晴らしいであろうことは分かっていた。日本版(周防監督版)「shall we ダンス?」も、とても面白い作品だった。
舞台や設定は微妙に違えど、原作に(やりすぎなくらい)忠実なストーリ展開だったが、そこはアメリカ的家族愛を入れて全体のデッサンにメリハリを加えたのは秀逸。スーザン・サランドンが素晴らしい演技を見せている。ジェニファーロペスも、ちょっと強すぎ(影というか憂いを帯びたキャラのはずなのに、芯の強さが前面に出ていた)な面もあるかもしれないが、素晴らしいダンスを疲労している。大会前日のレッスンシーンは見ごたえがあるし、大会を応援する様子はなかなか可愛らしい。

しかし、しかしである。一番の見所は、やはりリチャード。なんだ、あの余裕の微笑みは?なんだ、あの可愛らしい表情は?なんだ、あの素晴らしいダンスは?

やってることが「プリティウーマン」と一緒だって?あれだけスクリーン映えするんだから、しょうがない(笑)。

見ている人間がさわやかな、少し幸せな気持ちになる。重苦しいメッセージ性や高い芸術性を追い求めるよりも、よっぽど映画の本質に近いのではないだろうか?

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2005年05月15日 23:27に投稿されたエントリーのページです。

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