今日から4日間、プーケットに行くことになった。
最高のロケーションだが、残念ながら遊びに行くわけではないのである。
そして体調は最悪。先週末に風邪を引いたのである。何を隠そう、先週の木曜日に夜を徹して研究室で大人の会合をしていたのだが、それがまずかったらしい(体力の限界、大人の一人が風邪を引いていると言う素晴らしいコンディション)。
恐ろしい咳をしながらの渡航になるのである。なかなかにハードではないか。
朝、無理やり眠い体を引き起こして電車に乗る。横浜からNEXに乗る予定だが、時間的には十分余裕を持った移動である。
が、しかし...事故でJRが止まった。見事にNEXを乗り逃す。NEXの時間には余裕を見ていたが、空港到着には余裕はあまり見ていない。国際線って、2時間前までに来てくださいってアナウンスされてたような...
JRの改札の駅員の横柄な態度に辟易しながら、最速の経路を調べてもらったところ、快速エアポートライナーなるものがあるらしい。NEXの指定席で寝る予定だったのに、満員電車で通勤気分を味わいながらの成田入りである。しかも、到着はフライトの30分前。
今回のフライトは、同僚H氏の助言によりシンガポール航空だったので、移動しながら事情を説明したところ、「とりあえず来てください。乗れるかどうかはその場の判断です。」とのこと。シニカルな笑いを浮かべつつ(誇張あり)、とりあえず出来る事は無いので、電車に揺られること2時間。
改札を出たところに、シンガポール航空のグランドさんが看板をもって立っていてくれて、名前を呼ばれた。「をを、これが噂に聞く...」と妙な感慨を抱きつつ、グランドさんと一緒に走る、走る。怒涛の勢いで荷物チェック、発券を終え、またもやグランドさんと共に、入国審査、ゲートまで走る、走る。風邪の体に素晴らしいエクササイズ。
なんとか飛行機に間に合い、良かったなと思ったのだが、これだけでは終わらなかった。なんと、飛行機の中で急病人発生。すぐ後ろの通路で人が倒れて、あの噂に聞く「お客様の中にお医者様はいらっしゃいますか?」というアナウンスを生で聞いた。
果たして、無事に着くのだろうか、プーケットに...