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MASTERキートン

浦沢直樹氏の「MASTERキートン」は人生のバイブル。生きていくために大切なことはほとんどこれに書いてあると言っても過言は無い珠玉の作品である。

「MASTERキートン」について書いていくと、概要だけでだいたいA4で10枚くらいの分量になってしまう。飲み会でも3時間はこれについてだけ話せるという代物だ。
「MASTERキートン」の印象に残ったサブタイトルを言った時の相手の反応で、自分とのフィーリングを判定できるくらいである。

しかし、後世まで残して生きたい名著であるこの「MASTERキートン」、現在出版社の都合によって絶版になっている。これは実にもったいない。すべての人に読んでもらいたいくらいの作品が失われていくのは人類にとって大きな損失。何とか問題を解決して頂きたいものです、小学館様。

コメント (4)

全く同感です。私も、10枚3時間、多分いけます。
浦沢作品は他のものもわりに好きなのですが、はっきりとベストです。『Monster』が鼻の差で2位でしょうか。
絶版になっているとは存じませんでした、文庫化のせいでしょう、と思います。今のうちに残りを集めておこうかと思います。
しかし、えびちゃんよりもこちらに先に反応した私って・・・。

saikawa:

ですよね。間違いなく"THE BEST"です。「Monster」も「パイナップル・アーミー」も面白いですが、やはり「MASTERキートン」が一番です。「MASTERキートン」が嫌いな人とは友達になれないと思っているくらいですから(笑)。

そして、文庫も絶版なんですよ。出版サイドと原作者サイドの見解の相違らしいのですが、あの名作がこの世から失われるのは切ないです。何とか和解して頂きたいものですよ。

「YAWARA」「Happy!」「20世紀少年」が出ないあたりがすばらしいです。
出版社との問題は・・・、こればっかりは仕方のないことですから、心配です。でも私、利己的ですから、というわけで、今週は無理ですが来週末にもBOOK OFFへGOです。残りを買ってきます。

saikawa:

「YAWARA!」とかのスピリッツ系も読んでいますし、嫌いでは無いんですけど、やはり「MASTERキートン」系のいわゆる"大人向け"作品の方が好きです。浦沢氏が本当に構築したいものを作っている気がするので。

是非、手に入るうちに購入して熟読されることをお勧めします!

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2006年05月23日 22:02に投稿されたエントリーのページです。

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