「ドラマチック」
優しい雨は降る 私達の上に
すれちがう人の数だけ ドラマチックになるの
無くした約束は星に 思い出はとけないでそばにある
こわれた大切なものと いつか又あえる日がくるかしら
残したくちづけは消えない それぞれの場所まで
もう行かなくっちゃ
(YUKI,「ドラマチック」)
優しくて、強くて、切ない歌。今のところ、今年のベスト。
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優しい雨は降る 私達の上に
すれちがう人の数だけ ドラマチックになるの
無くした約束は星に 思い出はとけないでそばにある
こわれた大切なものと いつか又あえる日がくるかしら
残したくちづけは消えない それぞれの場所まで
もう行かなくっちゃ
(YUKI,「ドラマチック」)
優しくて、強くて、切ない歌。今のところ、今年のベスト。
「ジャック。君が今一番望んでいるのはリーアンか、<<リヴィエラ>>か、この俺か」
「全部だ」
「それは、神に誓って不可能だ。どれか一つ選べ。リーアンと暮らす生活か。リーアンを捨てて<<リヴィエラ>>を追うか。あるいは、この国のどこかで俺と一緒に死ぬか」
「全部だ・・・・・・。僕は三つ全部を手に入れる」
(高村 薫,「リヴィエラを撃て」)
全編に渡ってクライマックスの「リヴィエラを撃て」。何度読んでも面白さが色あせない。
交渉ごとのルールは、やはり「笑顔で言いたいことを言う。」に尽きると思う。
物腰は柔らかく、要求は厳しく。
「スターウオーズ エピソードIII」を観た。公開初日に映画を観るのは「オペラ座の怪人」以来か。
実時間で約30年間に及ぶストーリが完結する(正確には、お話の最後がどうなるかはエピソードVIで知っているので、IVに至る経緯と伏線が明らかになった)ことは感慨深い。
内容にはこれから観る人も多いと思うので特に触れないが、一点だけ。
ジェダイは、物語の中で数回、多拠点の惑星間遠隔会議(ホログラム付き)を実施しているのだが、各惑星の間って、数光年くらいは離れてるような気がするのですが、何故にリアルタイム?光を超えた通信手段なのだろうか?もしかして、フォース?
だとしたら、一番凄いフォースの使い方は、これなんじゃ...
愛知万博「愛・地球博」と連動して行われたITS EXPO(会場は名古屋大学)の際に出ていたお弁当。
こんなところにまで...
名古屋人の心意気を感じた。
"EXPO"
CONTAX U4R
Nagoya University, Nagoya/Japan
思わず、貧血で倒れたくなってしまう。
"drawing room"
CONTAX U4R
Nagoya University, Nagoya/Japan
昨日、出張の関係で名古屋大学に行った。そう、かの有名な"N大"のモデルとなった「聖地」である。
そろそろ、森博嗣について語ってみよう。
彼に出会ったのは大学1年生の春。彼がデビューしてすぐの時だ。当時、大学に入って電子メールが使えるようになって直に、ファンレター(という程のものでも無いが)を出した。相手は、小学生の時から読んでいたミステリィ作家の太田忠司。ちなみに、太田さんは名古屋在住の小説家だ。
たしか「小学生の時から読んでます。これからも体に気をつけて頑張って下さい。」というような旨のメールを書いたような気がする。数日後、太田さんから律儀にも丁寧な返信を頂いた。その中に、「名古屋出身のミステリー作家仲間が出来ました。森博嗣という方で「すべてがFになる」という作品でデビューしています。面白いので、もし良かったら読んでください。」というような文章が添えられていた。
早速、書店に買いに行き、読んだ。わき目も振らずに読んだ。
面白かった。確かに、面白かった。これまで読んできた国内ミステリィの中ではずば抜けて面白かった。
キャラクタの個性が際立っており、それが好みであったこと。会話の雰囲気が好みであったこと。そして何よりミステリィとしてのストラクチャが好みであった。
刊行ペースも際立って早かった。そして、これから出版予定のシリーズのタイトルがずらっと並んでいた。そう、森博嗣はデビューした時点で、既にシリーズ作家だったのである。メフィスト賞も、森博嗣のデビューに際して作られたというのだから凄い。
講演会にも行った。初めての講演会は名古屋大学の学園祭の時に開催された。頂いた名刺は名古屋大学助教授のものだった(後の講演会では講談社が作ったものであった)。
色々な作品、作風で書かれているが、テイストは共通。稀有な才能を持っていると思う。森博嗣の「才能は眠らない」という言葉は印象的。
一番印象的なのは、やはり最初に出会ったこの台詞。「すべてがFになる」の表紙に書かれている本文からの引用である。
「先生、現実って何ですか?」
「現実とは何か、と考える瞬間にだけ人間の思考に現れる幻想だ。普段はそんなものは存在しない。」
(森博嗣、「すべてがFになる」)
うちにある「すべてがFになる」の引用文には誤植がある。「言った」か「答えた」かの差。
沢山の人に森博嗣を勧めた。理由は簡単。この面白いミステリィについて話が出来る、仲間が欲しかったからである。今では沢山の人と作品についてディスカッション出来る。これ以上の幸せは無い。
少し前に宮崎駿監督が、MoMaで開催された「ハウルの動く城」の試写会に寄せたコメントをラジオで聞いた。
「若いこと。無名であること。貧乏であること。これらは、クリエイティブな仕事をするための条件です。」
そう、何ら恥じることは無い。この条件から外れる最初のものが、「若いこと」で無いように祈りたい。祈ってるだけじゃ、駄目なんだけど。
愛車、デルソルとの時間も明日まで。明日には、プジョーのディーラにて新しい車206CCとの交換が待っている。
普通の人は、新しい車に対する高揚感で胸が一杯かもしれない状況だ。もちろん、そういう気持ちが無い訳ではない。206CCにはデルソルにない魅力がたくさん詰まっている。だから購入を決めたわけだし、それなりに楽しみである。
でも、それと同じくらいに、あるいはそれ以上に、デルソルとの別れが惜しい。もっとお金持ちで、複数の車を所有していられたら、あるいは、もっとお金をかけて修理してあげることが出来たら手放さずにすんだことを思うと、辛いが、それもまたしょうがないこと。
しかし、以前にエンジンがブローして乗り換えるかどうかを悩んだ時に比べると、まだ落ち着いているような気がする。
と、冷静に自己分析しながら、夜の首都高をラストラン。VTECの音は相変わらず美しい。良い車だったな、と思う。
万感の想いを込めて。始まりの場所を。
"Nothing Changes"
CONTAX U4R
Syounandai, Fujisawa/Japan
万感の想いを込めた撮影の後、「歓迎と別離」の場所へ。
幾つかの諸手続きを経て、荷物を載せかえる。この時点で既に涙がこみ上げてくる。暑かったから汗が目に入ったに違いない。その後、2台並べて記念撮影。
サイズもほぼ同じだし、コンセプトも似ている。印象が、とても近い。結局、好きなものって変わらない。
206CC S16(通称:二代目デルちゃん)に乗って店を後にする時に、バックミラーに移った姿は、紛れもなく、8年の歳月を共にした最愛の姿。そして、ハンドルを握って操作しているのは、これから苦楽を共にする、これまでと変わらぬ愛を注げる車。
絶対に忘れることは無い、この世の幸福を全て体現したような自動車遍歴。
"Hail and Farewell"
CONTAX U4R
Kanagawa/Japan
止まっている姿を見るよりも、自分が運転している状態で目に入る内装の方が、長い付き合いになる。
しかし、どうだろう、このアバンギャルドさは。
"The Pendulum"
CONTAX U4R
Kanagawa/Japan
新横浜の日産スタジアムにて開催された「ゆず」のライブを観にいく。
「ゆず」を見るのは初めて。しかもそんなに詳しくない。とりあえず先日発売されたベスト盤を両方買って予習をした程度のレベル。
結果から言うと、クオリティ、ボリューム共に非常に満足のいくものであった。本当に「ベスト」って感じの選曲もさることながら、二人の魅力を余す事無く(歌はもちろん、トークやコントにいたるまで)観客に伝えようという作り手の気持ちが伝わってくる、大箱なのに"優しい"ステージであった。
村上隆の絵がそのまま立体化したようなセットも、アクが強すぎず、舞台に華を添えていたし、スタジアム全体の意匠や、サッカーコートの中心に設置された第2ステージ(センターステージ)と、そこまでの円形に作られた花道も華やかで遊び心溢れるものだった。
しかし、圧巻だったのは歌唱力。当たり前だけど、歌、上手い。岩沢君は高音で技巧的なパートが多いが一音もはずす事無く歌い上げていく。その上、ブルースハープもギターもこなす。まさに職人。で、北川君は精力的に動き回りながら観客を盛り上げる。歌も上手かった(再確認)。
全部で4時間強。アンコールのアンコールまでしっかり歌い上げた二人。
センターステージで歌う姿(通常の演目+最後に観客からの要求に応える形で歌ってくれた特別アンコール)を観た感じでは、路上で観客が1人いるかいないかでも、6万人に囲まれていても、ステージが変わろうと2人の歌は変わらないだろうなぁと思った。
是非、いつまでもおそろいのTシャツで頑張って欲しい(笑)。
今さら遅いとか早いとか言わない方がいいんだけど
あえてあからさまに曖昧にどっちでもいいと言ってくれ
雨が強くて よく晴れてたっぽい月曜日の週末は
あからさますぎて大事なことがわからない
(ゆず、「月曜日の週末」)
完全週休二日制を願いつつ。
「何故、役に立たなくちゃあいけないのかってきき返す」
「だいたい、役に立たないものの方が楽しいじゃないか。
音楽だって、芸術だって、何の役にも立たない。
最も役に立たないということが数学が一番人間的で純粋な学問である証拠です。
人間だけが役に立たないことを考えるんですからね…。」
(犀川創平「冷たい密室と博士たち」)
研究こそ、人間的な活動であると信じることが重要。何かを信じられると、信じないとね。
修論最終発表を無事に終えたb氏に捧ぐ。
家の駐車場にたたずむ姿。
当たり前だが、日本車離れしたデザインだと思う。
可愛いとカッコいいの間を突くデザインに弱いのだと自己分析。
"The Settlers"
CONTAX U4R
Kanagawa/Japan
人気作品「ONE PIECE」に出てくる海賊船、ゴーイングメリー号が、お台場に停泊しているらしい。
偶然、お台場にいった時に観たアングル。
作品中屈指の名シーンではないか。
"viking"
CONTAX U4R
daiba/Japan