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2005年12月 アーカイブ

2005年12月01日

photo

ずっとサボっていたphoto archiveのページを更新した。

これまでに取りためた旅先の写真や日常の写真を整理してWEBに貼っていく。シャッターを切った瞬間の気持ちや付随する記憶に触れる作業である。

以前にも書いたが、撮り終わった写真には、もうあまり興味がなくなってしまう人間である。しかし、こうやって整理していくと、たまには昔の想い出に触れるのも悪くないとは思う。

また、これも以前に書いたかもしれないが(と言いながら過去の日記を確認しているため書いてあると知っているのだが)写真は、その人が何に注目し、どのような視点で物事を捉えているかを端的に示している。つまり、何を考えているかが分かってしまうような気がして、他人に見せるのは、少し恥ずかしく、多少の抵抗がある。
そう、焼きプリンの表面のカラメルくらいの抵抗感といったところか。

それでも、一応、一部は公開しておこうと思う。もちろん、一番のベストショットは非公開だ。それは自分だけのもの。

ちなみに、モノクロの写真の方が想い出の中の色はむしろ鮮明に蘇る。人間の能力は偉大だ。

2005年12月02日

READYMADE TV:PIZZICATO FIVE

2001年3月31日を持って解散してしまった、愛しのPIZZICATO FIVEのミュージッククリップ集のDVD。
2004年に発売されて以来、ずっと欲しいと思っていたのだが、なかなかチャンスが巡ってこなくて悔しい思いをしていたのだが、ついに購入。

早速見た。

素晴らしい。素晴らしすぎる。たまらなく愛らしく、チャーミングで、ハッピーでグルービー。PIZZICATO FIVEが好きなものしか詰まっていないおもちゃ箱をひっくり返して遊んでいるような感覚が伝わってくる。
「大都会交響楽」の斬新な映像や、「悲しい歌」も素敵だし、「nonstop to tokyo」のJAS訓練施設を使った面白ビデオや、大好きな「きみみたいにきれいな女の子」のおしゃれな映像も素晴らしい。でも一番のお気に入りは「12月24日」。PIZZICATO FIVEが愛した東京が、信じられないくらいに綺麗に映っている。

東京って世界で一番良い街かも。

2005年12月06日

winter sea(busan)

今年最後の海外出張であろう国際会議のため、韓国の釜山へ。

今回は成田-釜山のダイレクトフライトということで、珍しくJALを選択。11時のフライトだったため、6時という"地獄起き"を体験したものの、今回は人身事故等も発生せず、無事にNEXにて成田空港に到着。
前回の経験があるため控えめに「あのー、通路側が空いていれば」とお聞きすると、「非常口が広くて宜しいですよね」と勧めてくれる。さすがJAL。お箸の国の航空会社(意味不明)。

フライトは2時間弱。殆ど揺れる事も無く、ジャンプシートのCAさんとぎこちない微笑を交わしつつ、穏やかにランディング。そこからホテルまでシャトルバスで40分程度、無事に今回の会場であるホテルに到着。

海沿いのまさにリゾートホテル、という趣の綺麗なホテルである。窓からは海が広がる。夏には凄い賑わいを見せるという砂浜も、さすがに12月なので人もまばら。眺める分には、むしろその方が良い。冬の海は被写体としてはかなり秀逸。
前回に引き続き、今回もCONTAX tvs digitalを持ってきたのだが、さすがツアイス、逆光に強い。ラフに撮っても比較的好みの絵を作ってくれる。

busan_sea1.jpg
"The Town Where No One Got Off"
CONTAX tvs digital
busan/korea

2005年12月07日

Make Haste to Live

永遠なんて信じられない僕らのために。

美しい瞬間は、瞬間であるがために、永遠に記憶に留まる。まるで"カメラの中で3秒間だけ突然恋をする"ように。本当に分かり合うことなんて、きっと一瞬だけしかできない。

busan_bird.jpg
"Make Haste to Live"
CONTAX tvs digital
busan/korea

2005年12月08日

一事が万事...

一事が万事、この調子だったのである(笑)。

韓国で開催されている国際会議の最終日。予定よりも午後の会議の開始時間が二時間遅くなった事に発端はあったのである。

会場近くのお店でお昼ご飯を食べ終わり、とりあえずホテルに戻って来た際に、一緒に居た先輩S氏が「マッサージに行きたいね」と良い、「良いですねぇ」と応えながらフロントの前に置いてあった釜山情報誌を手に取ったのである。
ぱらぱらとページを捲っていくと、なんだか謎の祠みたいなサウナの写真が目に留まる。「これ、どうですか?」「ああ、なんか面白そうだねぇ」と話がトントン拍子に進む。

この時点でかなり危ない雰囲気であるが、二人は気づかずに坂道を転がり落ちる。

距離やサウナ+マッサージの所要時間を素早く計算した結果、十分に間に合うと判断した二人は、素早くタクシーを止めて、店のページを見せる(もちろん、タクシーの運転手さんにはいまいち英語が通じない)。店のページをみてもいまいち容量を得ない運転手の雰囲気に不安を抱くも、とりあえずタクシーはホテルを滑り出した。

15分くらいして、そろそろ到着と思われると、運転手さんはきょろきょろしだして相当挙動が怪しい。その内、車を停めて近くの人に聞き込みをしたりしている。どきどきしながら車で待っていると、程なくして目的地に到着。外観といい、雰囲気といい、何となく怪しい。

中に入ってみると、まず謎の着衣に着替えさせられ、写真で見た祠のようなサウナに連れて行かれる。この時点まで、特にコースの内容等についての説明は無し。かなり怪しい。いきなり、スターウオーズのオビワンのローブのような布を持たされ、薄暗い祠に到着すると、「頭を下げて入れ!」との指示。入ってみるとむちゃくちゃ暑い!軽く死を覚えるくらいに暑い!で、二人とも入るとおもむろに入り口が閉じられる。

「まさか、殺されるんじゃ...」というドキドキ感を味わい、じりじりと身を焦がす暑さに耐えていると、程なくドアが開かれた(良かった...)。このサウナを2セット繰り返した後、水シャワーで頭を洗い(殆ど軍隊)、お風呂に入った後にマッサージであった。

このマッサージは以外に普通で気持ち良い。なんだ、結構良い感じじゃん。

釜山最大の冒険は一事が万事、スリリングであった。

2005年12月09日

come back to

本年最後の出張も、慌しさの中で無事に終了。

帰国便もとてもスムーズに搭乗 -> 快適なフライト。EXIT ROWを快く割り当ててくれたJALに感謝。
韓国の思い出の最後は、夕日の写真で締めくくろう。

busan_sea2.jpg
"dusk"
CONTAX tvs digital
busan/Korea

2005年12月17日

I do, I do, I do, I do, I do

Love me or leave me, make your choice but believe me
I love you
I do, I do, I do, I do, I do
I can't conceal it, don't you see, can't you feel it
Don't you too
I do, I do, I do, I do, I do
(ABBA, 「I do, I do, I do, I do, I do」)

殆ど専属カメラマン状態であったが、今までお世話になった恩返しと考えればたいした事は無い。
ステンドグラス越しに差し込む太陽の光に、日頃の行いが感じられる。さすが。

wedding.jpg
"I do,I do"
NIKON D70, AF-S VR Zoom Nikkor ED 24-120 mm F3.5-5.6G
mito, Ibaraki/Japan

2005年12月27日

sign

ひょんなことから、非常に幸運にも、Mr.childrenのドームツアー・ファイナルを東京ドームに観に行く。
仕事が押したため、4曲目くらいからの参加になったが、それはもう、素晴らしい出来。セットも豪華だったが、演奏も歌も豪華。桜井さんが楽しそうに歌っているのが印象的であった。

大好きな「ファスナー」も演奏されたし、桜井さんがアコースティックギター1本で歌った「名も無き詩」も良かった。
アンコールまで終わっって大満足、というところで、サプライズ。小林武史の登場である。そして演奏された曲は「sign」。これ以上無い選曲ではないか!
年末の忙しさを一瞬忘れる貴重な時間であった。

「ありがとう」と「ごめんね」を繰り返していく僕ら
人恋しさを積み木みたいに乗せてゆく

ありふれた時間が愛しく思えたら
それは“愛の仕業”と小さく笑った
君が見せるしぐさ 僕に向けられてるSign
もう何一つ見落とさない
そんなことを考えている
(Mr.children, 「sign」)

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