ITS世界会議のgala event。いわゆるオフィシャルディナーであるが、今回は"gala"の名に相応しい内容。なんとサンフランシスコ ジャイアンツのホームスタジアムであるSBCパークを貸切で使ってのパーティである。さすがITSアメリカ。過去にはユニバーサルスタジオを貸切ってgalaをしたこともあるだけあって、スケールが大きい。
しかもアナウンスの文面がお洒落である。「ドレスコード:ビジネスカジュアル(ベースボールキャップ オプショナル)」とは...
昼間の天気とはうって変わって少し雨が降っていたが、開場時間の19時にはスタジアムに到着。SBCパークは5F建てなのだが、その3FにあるVIPフロア(いわゆる内野ボックス席+ラウンジで、右翼からホームベースを経由して左翼まで続く巨大な空間である)に、世界各国の料理と、バーと、二つのダンスフロアが設置されていた(サルサとジャズである)。
グラウンドには照明が灯り、青々とした芝が鮮やかに映し出されている。雨もほとんど上がってまずまずのコンディション。ちなみに、外野センターあたりにステージが設置されているが、これは週末に行われるローリングストーンズのコンサートの為の設備との事。
で、当然のようにスタジアムツアーが行われていて、グラウンドにも降りられるし、ベンチもロッカールームも見せてもらえる。もちろん無料。なぜなら、貸切だからである(笑)。
その上、会場には幾つか写真を撮ってくれるスポットがあって、そこではヘルメットとバットを持って撮影に望むと、その場でオリジナルの"ベースボールカード"を作ってくれるサービスが行われていた。世界会議のレジストレーションの情報を元に、丁寧に名前まで入れてくれるのである。これももちろん無料。
列に並んでいる時に、普通に撮っても面白くないと思い、数人前に並んでいたT氏には「スクイズでお願いします」とリクエスト。T氏も快く応えてくださり、見事なバントフォームのベースボールカードが出来上がった。
一方、自分の順番では、イチローのバッターボックスでバットを立ててシャツの裾を持ち上げるポーズで撮影。カメラマンには構えろと言われたが、「ジャパニーズトラディショナル 野球 スタイル」と言ったら写真を撮ってくれた(立ち位置は直された)。たぶん、英語が通じていなかったに違いない。
出来上がった写真はそれなりに笑える作品に。
アメリカのスケールを感じたイベントであった。
"At the old ball game"
CONTAX tvs digital
SBC park, San Francisco/US