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2006年10月 アーカイブ

2006年10月02日

Dreams Come True @ Euro

"To all who come to this happy place ? welcome. Disneyland is your land. Here age relives fond memories of the past and here youth may savor the challenge and promise of the future.

Disneyland is dedicated to the ideals, dreams and the hard facts that have created America... with the hope that it will be a source of joy and inspiration to all the world."
(Walt Disney, July 17, 1955)

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"Sleeping Beauty Castle"
Leica C-LUX1
euro disney land, paris/France

My favorite thing

最近買ったもので、お気に入り。
懐かしい。後輩にも「懐かしい」といわれたので、かなりのノスタルジィなのだろう。

黄色や赤も頭をよぎったものの、あまりに懐かしすぎてちょっと痛いような気もしたので、オレンジを選択。

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"My favorite thing"
Leica C-LUX1
fujisawa, kanagawa/Japan

2006年10月03日

F1ってやっぱり面白いなぁ。

この前の日曜日に開催された中国GP。

ブリジストンタイヤユーザは軒並み雨で苦戦した予選。フェラーリのシューマッハは一人意地を見せたが、それでも予選6番手に終わった。チャンピオンシップで2ポイント差まで迫った現在のポイントリーダ、ルノーのアロンソはミシュランタイヤのパフォーマンスも高くPP。同僚のフィジケラがフロントロウに並ぶ。フェラーリの同僚マッサはエンジン交換もあり遥か後方からのスタート。
なんという逆境。しかし、真のチャンピオンのメンタリティは、これをものともしないのである。

決勝もやはり雨。好スタートを決めたアロンソに対し、シューマッハは思うようにペースが上がらない。しかし、決してあきらめない。ベストを尽くして追い上げる。やがて、雨が弱まり、タイヤのパフォーマンスが逆転する。フェラーリとシューマッハは、ピットストップのタイミングも含めた総合的な戦略と驚異的な集中力でルノーに対して勝負を仕掛け、数少ないチャンスを確実に活かしていく。
F1マシンは、他車の後ろにつくと、エンジンに新鮮な酸素が入りにくくなったり、乱気流による突発的なダウンフォースの低下を招く。したがって、長時間のテール・トゥ・ノーズはマシンに負担をかける。また、何度もオーバテイクを試みると、タイヤに過度の消耗を強いるため、結果としてのトラクション不足やパフォーマンスの低下を招く。

こうした要素を全て考慮した上で、シューマッハは実に鮮やかなオーバテイクを見せる。特にフィジケラをオーバテイクする際には、ピットから出てきたばかりでトラクションが掛からない相手に対し、1周分タイヤを暖めているメリットを活かし、速度を落とさずにタイヤを半分だけ芝に落としてコーナのイン側から鮮やかに抜き去った。さすが、である。F1は紛れも無くスポーツだ。

結果、シューマッハは終盤のアロンソの猛追にあったものの、このリードを守りきってトップでチェッカーを受ける。チャンピオンシップポイントはまったくの同点。勝利数で一つ上回ったシューマッハが逆転でポイントリーダとなった。

次はいよいよ鈴鹿。シューマッハの日本ラストラン。

2006年10月04日

Shining Star

挨拶はボンジュール。

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"Shining Star"
Leica C-LUX1
euro disney land, paris/France

2006年10月08日

末永く

後輩の結婚式に参列する。
本当に、良い式だった。彼の人柄が偲ばれる。そして、我が研究室の品位が問われる(笑)。

二次会までも、ファンタスティック。

"The Smiling People", "Hail and Farewell", "Hello, I Must Be Going"

パーティがずっと続いたらどんなに楽しかっただろうか。

どうぞ、お幸せに。

2006年10月10日

London - 1981, Feb. Sinclair

月曜日から、国際会議出席のため、イギリスへ。

多くの世界遺産、世界的な建造物、そして長い歴史を持つ、世界を代表する都市。
数々のミュージカルカンパニ、バレエ、フィルを有し、また「MASTERキートン」、「リヴィエラを撃て」の舞台にもなっている地。

訪れるのは今回が初めてである。

直行便で12時間強。いろいろな意味で悪名高いヒースローからcityまでは、地下鉄で1時間程度掛けて移動した。ホテルはテムズ川沿い。Green Park, Westminstar, Waterlooを経由してたどり着く。

ホテルから徒歩3分でタワーブリッジが見える。何というか、ただ、圧倒され、感動する。

tower_bridge4_gs.jpg
"tower_bridge"
Leica C-LUX1
River Thames, London/UK
color


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"on the bridge"
Leica C-LUX1
tower bridge, London/UK

2006年10月11日

London - Anywhere you go let me go too

You alone can make my song take flight
It's over now: The Music of the Night

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"Her Majesty's Theatre"
Leica C-LUX1
piccadilly circus, London/UK
color

2006年10月12日

London - Clock Tower

会議が終わった後のわずかな時間を使ってホテルからWestminster駅まで移動。
駅を出てすぐに、目の前にそびえ立つ巨大なClock Tower、「Big Ben」である。まさにピーターパンの世界。ライトアップともあいまって、非常に美しく、荘厳な佇まいである。ロンドンの建造物は期待を裏切らない。

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"Clock Tower"
Leica C-LUX1
Westminster, London/UK
monochrome



big_ben3_color.jpg
"Clock Tower and Palace"
Leica C-LUX1
Westminster, London/UK
monochrome

2006年10月17日

London - MAMMA MIA!

Mamma mia, here I go again
My my, how can I resist you?
Mamma mia, does it show again?
My my, just how much I’ve missed you

会議の間を縫って"MAMMA MIA!"を観劇。日本版は2回見ていたが、オリジナルは初めて。プリンスオブウエールズ劇場は"MAMMA MIA!"一色のディスプレイが施されている。実際のパフォーマンスも素晴しく、大満足。
観客席に年配の方が多く、歌を口ずさんだり、「そこでこの歌が来るか?」的な笑いが起こるのが、日本と大きく異なる点だった。

そして、"あの"カーテンコールは健在。ロンドンでも、名曲「WATERLOO」の軽快なリズムにのって、観客は皆幸せな気分になって帰るのだ。

Waterloo - I was defeated, you won the war
Waterloo - promise to love you for ever more
Waterloo - couldn’t escape if I wanted to
Waterloo - knowing my fate is to be with you
Waterloo - finally facing my waterloo

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"MAMMA MIA!"
Leica C-LUX1
piccadilly circus, London/UK

London - The phantom of the opera is there

The phantom of the opera is there. Inside my mind.

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"The phantom of the opera is there"
Leica C-LUX1
piccadilly circus, London/UK




Masquerade! Paper faces on parade . . .
Masquerade! Hide your face,
so the world will never find you!
Masquerade! Every face a different shade
Masquerade! Look around
there's another mask behind you!

Masquerade.jpg
"Masquerade!"
Leica C-LUX1
piccadilly circus, London/UK

2006年10月18日

London - Williams

今回の英国渡航で一番貴重だった体験だと思われるのは、F1のWilliamsのファクトリー見学。70年代後半からF1に参加しているF1屈指の歴史と戦歴を誇るプライベーターであり、ケケ・ロズベルグ、ネルソン・ピケ、ナイジェル・マンセル、アラン・プロスト等の名ドライバをワールドチャンピオンに導いた名門。

オックスフォードにあるファクトリーで最先端のF1マシンは、職人の手による手作りで作られていた。

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"Williams F1 Factory"
Leica C-LUX1
Williams F1 team factory, Oxford/UK




工場内の写真撮影は禁じられていたが、工場への廊下に掛かっているポスタは写真を撮ることが出来た。忘れられない光景。91年のイギリスグランプリでセナをタクシーするマンセル。何度見ても良い絵だ。

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"SENNA MANSELL TAXI WILLIAMS RENAULT FW14"
Leica C-LUX1
Williams F1 team factory, Oxford/UK

LONDON - RIVIER:St. Botolph's Aldgate

最終日のわずかな時間を使って、「リヴィエラを撃て」を訪ねるツアーを1人で慣行。まずは、シンクレアが日曜日のミサでパイプオルガンを演奏したボトルフス教会。

聖ボトルフス教会は、シティとイーストエンドが出会う オールドゲートの広い交差点の中心に、昔と同じ姿で建っていた。
(高村薫、「リヴィエラを撃て」)

「私は、君の許しは乞わない。君をずっと愛している」
「僕も今は殺人犯です。サー・ノーマン、あなたのことは生涯忘れません……」
「サーは要らない……。私も君を忘れない」
(高村薫、「リヴィエラを撃て」)

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"St. Botolph's Aldgate"
Leica C-LUX1
Botolph's church, Aldgate/UK

2006年10月20日

LONDON - RIVIER:Liverpool street

リヴァプール・ストリート駅構内のカフェテリアで、キム・バーキンは紙コップのコーヒーをすすり、湿ったデーニシュを噛っていた。M・Gは両手をダスターコートのポケットに入れ、間違って紛れ込んできたような居心地の悪い顔で、ベンチに浅く腰を下ろしていた。
(高村薫、「リヴィエラを撃て」)

ジャックが「ノーマン!」と叫んだペチコートレーンからビショップズゲートの方向へ歩いてくるとある大きな駅。近年改装されて、非常に近代的な姿になっている。当然のように、ここでコーヒーを飲む。

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"Liverpool street"
Leica C-LUX1
Liverpool street station, Liverpool street/UK



でも、当時の面影を残す壁もあった。この光の下で、キムは、M・Gは、ジャックは、ケリーは、リヴィエラを追ったのだ。

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"Liverpool street"
Leica C-LUX1
Liverpool street station, Liverpool street/UK

2006年10月23日

LONDON - RIVIER:King's Cross railway station

ジャックが伝書鳩に頼まれた第2の殺人を行う場所。リーアンがジャックを待った場所でもある。
非常に歴史を感じさせる重厚な駅。

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"King's Cross railway station"
Leica C-LUX1
King's Cross railway station, London/UK



そして、キングズ・クロス駅といえばはずせない、"あの"ベストセラーの舞台。


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"plathome:9-3/4"
Leica C-LUX1
King's Cross railway station, London/UK

Good bye, Great F1 winner!

F1GPの今期最終戦、ブラジルグランプリ。
優勝したのは地元ブラジル出身のマッサ、そしてアロンソは2位でフィニッシュし、二年連続のワールドチャンピオンになった。

あえて言おう。だから何だと。

このレースの主役は、間違いなくシューマッハだった。予選では圧倒的なスピード(V8マシンでV10時代のレコードを塗り替えるタイム)を有していながらファイナルラウンドはメカニカルトラブルで出走できず、10番グリッドからのスタートとなるも、決勝では、抜群のロケットスタート。
一気に6番手まで順位をあげたが、スタートの事故によってペースカーが入った。レース再開後、ライバルのルノー・フィジケラを第1コーナでパスするも、事故の破片を拾ったのか、左リアタイヤがバースト。万事休すかと思ったが、シューマッハはそのマシンをピットまで何とか導き、タイヤを替える。この時点で周回遅れの最下位。

しかし、ここからが凄かった。

毎周回予選タイムアタックのような鬼神の走り。近代F1とは到底思えない圧倒的な速度差で並み居るマシンをどんどん抜いていく。時々、メカニカルトラブルのようなトラクションロスの挙動を見せるものの、その速度は衰えない。

気づいたら、また6位。前を走るのはまたもやフィジケラ。ぴたっと後ろについてプレッシャをかけ、因縁の1コーナでフィジケラのコースオフを誘発させる。そして、前を行く、来季から自分に代わってフェラーリに乗るライコネンを射程に捉えるのである。

ものの数周でテイル・トゥ・ノーズに持ち込むと、ホームストレートエンドからの第1コーナへの飛び込みで一気に勝負を掛ける。スリップから一気にイン側へ。左はウォール、右はライコネンのマシン。幅はちょうど一台分しか隙間が無い。そこにマシンを入れた。

久しぶりに鳥肌が立った。これぞF1。これぞ強いドライバーのレース。

シューマッハのマシンは見事な放物線を描いて立ち上がっていく。ライコネンもフェアなブロックラインで立ち上がるも、イン側のシューマッハには及ばない。本当に一台分、数ミリの空間をすり抜けて前に出る。
そのまま4位でフィニッシュ。

最後の最後まで、F1がスポーツであり、エキサイティングなレースであることを全視聴者に伝えてくれた。F1史上、もっとも強かったドライバーらしい、見事なレースだったと思う。

2006年10月26日

LONDON - RIVIER:telephone box

「明日は、昼前にホテルに迎えにいくよ」とキムは言った。
「よし、何かいいものを食おう。奢るよ」
「チップスにはヴィネガーを忘れるな。気をつけて」
「君も」
手島はキムと握手をした。キムはボックスに入った。歩き出して、ちらりと振り返ると、仄かな明かりの下で受話器を片手に、キムが照れ臭そうに笑い、おどけたウインクをよこした。
(高村薫、「リヴィエラを撃て」)

tele_box_1.jpg
"March, 1992"
Leica C-LUX1
Swinton St., London/UK
color


手島はほとんど何も考えず、即座に崩れ落ちた男を引きずり上げ、自分の腕で支え、一緒に立ち上がった。どこへ行けばいいのか、何をすればいいのか。ただ夢中で抱きかかえた男と一緒に歩いた。
バーキン。どこへ行こうか。なあ、君の事務所へ帰ろうか・・・・・・。
(高村薫、「リヴィエラを撃て」)

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"Mary"
Leica C-LUX1
Swinton St., London/UK
other side

2006年10月27日

museum

大英博物館。さすがの重厚感。

B_m_1.jpg
"British museum"
Leica C-LUX1
British museum, London/UK

2006年10月31日

221B

世界で最も有名な番地の一つ。何時も事件がknockする。

221B.jpg
"knock"
Leica C-LUX1
Baker street, London/UK

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