教育とは
親が子供に教えなければならないのは 転ばない方法ではなく
人間は転んでも何度でも立ち直れるってことだ
(羽海野チカ, 「ハチミツとクローバー」)
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親が子供に教えなければならないのは 転ばない方法ではなく
人間は転んでも何度でも立ち直れるってことだ
(羽海野チカ, 「ハチミツとクローバー」)
今回の出張は米国の古都、フィラデルフィア。
火曜日に日本を出て、火曜日に到着。東海岸なのでフライト時間がやたらに長い。途中シカゴ経由だったので、シカゴの空港でお約束のマクドナルドを食べ、フィラデルフィアへ向かった。金曜日にサンフランシスコまで戻ってそこで一泊し、次の日の朝に日本まで帰るという日程である。
今回も人生の先輩であるS氏の助言を受け、ハイアットに宿泊。街の中心からはやや外れているものの、部屋も綺麗だし周囲も綺麗で満足のいく滞在。窓からは河と鉄橋を望むことが出来た(部屋は21階)。
"in Philadelphia"
CONTAX tvs digital
Philadelphia, Pennysylvania/US
街は歴史的な建造物と近代的なビルが調和しており、なかなか綺麗。来るまでまったく知らなかったが、全米第5位の都市とのこと。立派なはずである。
"Philadelphia city"
CONTAX tvs digital
Philadelphia, Pennysylvania/US
米国から帰ってきて、一週間ほど体調不良を抱えていた。思うに、philadelphiaで食べたフィリーズチーズステーキなるチーズバーガーの友達のような食べ物のあまりの量に体が悲鳴を上げたように思う。まあ、本当の理由はUAの機内が異常に寒い事だと分析しているが。
先週はローギアで生活していたため、おかげさまで何とか持ち直してきた。
撮って来た写真もあまり整理していなかったので、とりあえず貼り付けてみる。これが「リバティーベル」なるものらしい。
"Ring"
CONTAX tvs digital
Philadelphia, Pennysylvania/US
昨日深夜に(日付は既に今日だったが)TVを見ていたら、「ゆず電視台?SELFPRODUCE MUSIC TV?」という番組の再放送をしていた。
「ゆず」の二人がワゴン車(「サヨナラバス」という名前だった)に乗ってゆかりの地を巡り、そこここで路上ライブを敢行する姿を、自分たちでハンディカムで撮影するという内容。ギターでの弾き語りなので歌がごまかしが聞かないが、そこはさすが路上出身の二人。見事なハーモニー。職人、岩沢君の美声も健在。ちゃんとギターも弾いてあれだけ歌い、かつハーモニカまで演奏するのだから大変だ(笑)。
横浜国際競技場では「栄光の架け橋」を歌っていた。昨年の夏にライブを思い出す。
あれは良かった。夏っぽかった(笑)。
当然、ハンディで撮影しているため、歌うときは事前にアングルを確認し(主に北川君担当)固定を行った後に歌うのだが、その過程も実に微笑ましい。地元の坂で「夏色」を小さい声で歌ったりするところが、たぶんファンにはたまらないポイント。最後に「桜木町」を桜木町で歌っていた。いつもの風景で普通に二人が歌っているのが逆に新鮮。
今度の休みは岡村町巡りでもしてみようか、という気分になった。
浦沢直樹氏の「MASTERキートン」は人生のバイブル。生きていくために大切なことはほとんどこれに書いてあると言っても過言は無い珠玉の作品である。
「MASTERキートン」について書いていくと、概要だけでだいたいA4で10枚くらいの分量になってしまう。飲み会でも3時間はこれについてだけ話せるという代物だ。
「MASTERキートン」の印象に残ったサブタイトルを言った時の相手の反応で、自分とのフィーリングを判定できるくらいである。
しかし、後世まで残して生きたい名著であるこの「MASTERキートン」、現在出版社の都合によって絶版になっている。これは実にもったいない。すべての人に読んでもらいたいくらいの作品が失われていくのは人類にとって大きな損失。何とか問題を解決して頂きたいものです、小学館様。
女性雑誌に使われているフレーズはかなり面白い。
個人的には「Cancam(キャンキャン)」がかなりヒットである。エビちゃんがこれほど人気になる前から注目していた。着まわし1ヶ月CD(コーディネート)とか、もう破壊的な面白さである。だいたい1ヶ月くらいの洋服コーディネートが物語風に書いてあるのだが、その物語がかなり秀逸。何となく例を書くとこんな感じである。
「ケンが最近忙しくてすれ違いが多い。気分転換にユカリの友達の医者の卵とお食事会。うわー、こんな世界もあるんだ?これって合コン?いやいや、社会勉強です。」
絶対合コンだ、それ(笑)。
で、そういうコーディネートの横に「絶対欲しい、ゆらりんスカート!」とか「この夏は"ふわミニ"の予感」といった謎のキャッチコピーがついているのである。そして都内で電車に乗ると、一両につき平均二名くらいエビちゃん風の女性がいたりするから、なかなか侮れない。
今日見た雑誌の広告で気になったのは「シンプリティ(シンプル・プリティらしい)」と「プリンセス通勤(オフピークに可愛い服を着て通勤することか?)」なるもの。
なかなかに、奥が深い。
「仕事はご飯、恋愛は補助食品(サプリ)」
何度もこのblogで取り上げている、おかざき真里氏の漫画「サプリ」がドラマ化されるらしい。しかも月9である。主演は伊藤美咲。
...ちょっと方向性が違うのではないだろうか?
で、伊藤美咲演じる藤井ミナミが好きになるのは...年下のアルバイト!!で、そのアルバイトを演じるのが...亀梨和也。「彼女が死んじゃった。」のドラマ化に続き、ジャニーズである。
おいおい、だいぶ方向性が変わってきたぞ...
大丈夫かなぁ。おかざき真里氏の漫画の持つ世界感とか、メッセージとか、ちゃんと出てくるのだろうか。唯一の救いはミナミの上司役が佐藤浩市という比較的"硬い"配置であろう。
"化粧品とか 服とか流行とかおいしいものとか
武器はいっぱい揃ってるのに いっぱいあるのに
たったひとつ 持っていないもの
かわい気"
出来ることは、ただ、祈るのみか(苦笑)。
フィラデルフィアにて。
"Rockey"
CONTAX tvs digital
Philadelphia, Pennysylvania/US
ちなみに、彼が両手をあげた時に見ていた景色はこのようなものであった。
"Rockey's view"
CONTAX tvs digital
Philadelphia, Pennysylvania/US
巷で話題の「ダヴィンチ・コード」。残念ながらまだ映画は見に行っていないが、原作の方はこの前のフィラデルフィア出張からの帰りに読了。思っていたよりもシンプルなストーリ。
大学教授が巻き込まれ型でスリリングな事件に関わり、専門を活かしながらヒロインと協力しつつ謎を解くという展開は、さながらアクションの無いインディ・ジョーンズといったところ。
そういう意味では小説よりも映画向けなプロットかもしれない。しかし、秀逸なのはタイトルだ。原作を未読の方もいると思うのであまり触れないが、作品で扱われている「暗号」は、ルーブル美術館の館長が出しているもの。ダヴィンチの暗号を解き明かしているのでは無い(ダヴィンチの暗号は主人公達の専門分野で、最初から主人公の既知の知識なのだ)。
それでもタイトルは「ダヴィンチ・コード」。手にとらせれば中身は面白いから、ヒットする。見事なタイトルではないか。
「ハチミツとクローバー2」のオープニングが、前回に引き続きYUKIに決定。タイトルは「ふがいないや」。
「(ハチクロに登場する)彼らの走り続けるリズムと切羽詰まった感じを、ギターとピアノで表現しました。出来上がりを聴いて、泣きました」(YUKIのコメント、スポーツ報知より)
かなり期待できそうだ。エンディングも前回と同じくスネオヘアー。双方とも羽海野チカ氏のリクエストとのこと。6月29日の再開が待ち遠しい。
いよいよだ。
昨年映画まで公開され大ブームとなった(はず)の「NANA」。遅まきながらやっと13巻まで読んでみた。
確かに、実際にあるもの(場所や洋服など)と作品世界が上手くミックスされていたり、サクセスストーリと恋愛模様のスパイラルな構造など、新しい要素はあると思う。しかし、展開は実にオーソドックス。
華やかな音楽業界とか、おしゃれな男女とか、東京の一人暮らし(あるいはルームシェア)、何となく憧れる要素がちりばめられている。そこが人気の秘訣なのだろうか。
おかざき真里や小野塚カホリ、羽海野チカが構築しているのとはまた別の世界観。とりあえず、続きは凄く気になる。
ちなみに、個人的にはナナ(歌手の方)よりもハチ(恋に恋する方)の方が「絶対こんな女の子は居ない!」と思うのだが...世間の女の子達はどちらに感情移入するのだろうか。そこもちょっと気になる。
今日は理由あってスーツ。
何故かスーツの方が私服よりも着るのが早い。選択肢が限られるという条件も影響しているとは思うが、やはり1年間の修行の賜物か。
ネクタイはセミウインザーノットで細く絞り込み、ディンプルを一つ作るのが好み。
ネクタイを締めると何故か心も引き締まる。戦闘準備、ということなのだろうか。
たまには、悪くない。